音楽劇『人形の家』
幼い子供たちに慕われ、夫には可憐な妻として可愛がられるノーラ。夫ヘルメルは弁護士から間もなく銀行の頭取へ就任することが決まっている。ある日、クロクスタと名乗る男が訪ねてくる。彼は銀行に勤めているが評判が良くなく、ヘルメルは就任とともに彼を解雇しようとしていた。それをやめさせる為、ノーラからヘルメルに頼むようやって来たのだ。 実はクロクスタはノーラの過去の秘密を握っていた。ヘルメルが重病になり多額の療養費が必要になった時、ノーラは借用書の保証人のサインを偽造してヘルメルに内緒で借金をしていた。クロクスタはその借金の相手であり、解雇されるならこの事実を暴露すると脅す。 ノーラは愛する家族の生活が壊れてしまわぬよう、必死にヘルメルに懇願するのだが……。 ノーラを演じるのはその美しく透きとおる歌声で客席を魅了する土居裕子。本作の演技に対する評価により2019年に紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞しました。夫ヘルメルを大場泰正、運命の鍵を握るクロクスタを畠中 洋。髙橋美沙、進藤 忠、長浜奈津子の実力派と、オリジナル戯曲には無いアンサンブルを登場させ劇世界を拡げます。熱いご要望にお応えし、2022年秋に再々演が決定致しました。 | |
作 | ヘンリック・イプセン |
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翻訳 | 原 千代海 |
演出 | 西川 信廣 |
音楽 | 上田 亨 |
作詞 | 宮原 芽映 |
出演 | 土居裕子/大場泰正/畠中 洋/高橋美沙 進藤 忠/長浜奈津子 本田玲央/納田洸太/仙崎貴子/白倉裕人/音道あいり |
お問合せ | 俳優座劇場 03-3470-2880 Twitter @haiyuzagekijou |
■地方公演 | 9月14日(水)~12月12日(月) 全国演鑑連(九演連・四国市民劇場・中部北陸ブロック) |