造形

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スチロール・FRP・シリコン・鉄など多種多様な素材を、目的に沿った形状に仕上げるのが造形課の業務です。「エンターテインメントを通して、お客様を含めより多くの方に感動を与えられる造形にすること」を責務と捉え、従事しています。
例えば鉄工部では、鉄やアルミを駆使してセットの小さな部品から躯体の骨組みまで様々な製品を手掛けています。作るものはその都度異なるため、芝居の演出や現場の状況に応じて必要な部品・機構を用意しなければなりません。

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俳優座劇場では2次元加工、NCマシーン加工、3Dプリンター出力など新しい技術を積極的に取り入れ最先端の大道具製作に挑戦することはもちろん、古くから継承されてきた技法も結び合わせ、俳優座劇場の“色”を打ち出した造形を行っています。
各メンバーのものづくりへの探究心は強く、そのモチベーションの高さこそが、人々に深い感動を与えるものづくりの鍵と言えるでしょう。メンバーは日々、「造形とは何か」「何のために創るのか」を念頭に置きながら作業にあたっています。

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社員インタビュー

1987年入社

担当している業務造形物(オブジェ)の製作と、鉄工作業を行っています(追加、変更、修正などが中心)。
1987年入社
Q: この仕事に就くことになったきっかけ、俳優座劇場に入社することになったきっかけを教えてください。
幼少の頃からものづくりが好きでした。
そんな中、思い描いたものを形にして表現できる会社があることを知り、入社を決意しました。
Q: 実際に働いてみて、職場や会社に対してどんなイメージをお持ちですか?
可能性は未知数。仲間たちとの活躍で進化は続いていく。
Q: 俳優座劇場で働く醍醐味、面白さは何ですか?
エンターテインメント性の高い案件で、注目される造作の仕事が舞い込んだ時や、それを形にできた時に、充実を感じます。
Q: 求職者の方へメッセージをお願いします。
チャレンジできるステージはここにあります。共に活躍しましょう!
2020年入社

担当している業務スチロール造形や、木工では作りにくい箇所の下地製作(スチロールがメインですがその他の素材も必要に応じて組み合わせて使います)。
時々鉄工の手伝いで金具を作ったり鋼材を切ったり溶接することもあります。
2020年入社
Q: この仕事に就くことになったきっかけ、俳優座劇場に入社することになったきっかけを教えてください。
最初は舞台を見るのが好きで、舞台美術に興味を持ちました。
その時点では大道具を作る経験はなかったのですが、地域の劇場の企画で大道具を作るプロジェクトに参加してから、大道具を作る仕事に就きたい気持ちが強くなり、会社を調べていく中で俳優座劇場という会社を見つけました。
実際に入社する決め手になったのは、俳優座劇場が舞台案件に力を入れている点です。
Q: 実際に働いてみて、職場や会社に対してどんなイメージをお持ちですか?
入社前は「造形課」という響きから、スチロールを彫ることだけを想像していました。
しかし実際働いてみると、スチロールを彫る仕事はもちろんあるのですが、それ以上に何でも屋といいますか、下地を仕上げる際、木工だと作りにくい箇所は造形課の担当になるため、仕事の幅は広いです。
また、スチロールだけでなくカルプやウレタン等様々な素材や接着剤を使用し、製作方法が多岐にわたるところも造形課の仕事の多様性を高めているように思います。
さらに、造形課の中に鉄工部門も含まれていて、基本的に担当する人は分かれているのですが、どちらかが忙しい時は忙しい方に回る、というように鉄工作業をすることもあるため、本当に様々な業務をやっている部署だと感じます。
Q: 俳優座劇場で働く醍醐味、面白さは何ですか?
「デザイン画はあっても、作りが具体的に決まっていない状態のもの」を、自分で作り方や進め方を考え、実際に製作し、デザイン画通りに仕上げられた時、達成感を感じます。
造形課は特に「これ、どうやって作ればいいんだろう」と悩むものも多いので、自分の考えたやり方がうまくはまるととても嬉しくなりますし、着実に一つ一つ工程を重ねて完成へ向かって作っていく過程がとても面白いです。
Q: 求職者の方へメッセージをお願いします。
この仕事は繁忙期は多いですが、変化に富んだ面白い仕事だと思います。興味を持って最後までご覧いただきありがとうございました。

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