劇場プロデュース公演
俳優座劇場開場70周年|築地小劇場開場100周年
俳優座劇場プロデュースNo.120
2024年3月8日(金)~10日(日)
音楽劇 『母さん』
『リンゴの唄』『長崎の鐘』『ちいさい秋みつけた』『悲しくてやりきれない』など、誰もが一度は口ずさんだことのある歌を数多く遺したサトウハチロー。
心に沁みる詩からは想像もつかないほど彼は奔放に生きた。そして彼の詩に大きな影響を与えた母・春。家族の間にあった愛情と確執はハチローの人生を翻弄する。それでも彼が詩に託した心とは――。
珠玉の愛唱歌に、新垣雄によるオリジナルの曲を加え、ピアノとバイオリンの生演奏でお贈りする感動の舞台。
皆様の熱いご要望にお応えし、3度目の東京公演決定‼
あらすじ
昭和19年の夏。詩人の八郎は、入隊を望む息子・忠の反抗的な態度に手を焼いていた。だが八郎もまた少年の頃、父に反発していたのだった。
放蕩な父・紅緑のため十代半ばで母・春と別居することになった八郎は警察沙汰を繰り返し、中学を退学、離島に送られるはめになる。助けを求める八郎に、為す術もない春。「なぜ俺がこんな目に遭うんだ。あんたが俺を捨てたからだ。あんたは冷たい、丸ごと母親失格だ…」すれ違った思いのまま、八郎が22歳の時に春は世を去ってしまう。
時が経ち、詩集『おかあさん』でベストセラー作家となった八郎だったが…。
- 作
堀江安夫
- 演出
横山由和
- 音楽
新垣 雄
- 出演〔役名〕
土居裕子 〔春・鳩子〕
阿部 裕 〔詩人〕
町屋圭祐 〔八郎・忠〕
福沢良一 〔紅録・柿親父・支配人〕
浅野雅博 〔幸次郎〕
仲本詩菜 〔喜美子・生徒2・踊子2〕
佐藤礼菜 〔節・生徒3・踊子3〕
小暮智美 〔ヨネ・生徒1・踊子1〕
ピアノ演奏 : 新垣 雄
バイオリン演奏 : 植村 薫
- 前売開始
2024年2月1日(木)午前11時より